滋賀県大津市にて、料理教室「コトコトキッチン」を営む早川綾子さんにお話を伺いました。取材中、笑顔の絶えない彼女の口から出てくる言葉から感じたのは「食が教えてくれた料理への想い」でした。
ー身体に優しい料理のために早川さんが意識していることですぐに取り入れられることが知りたいです!
「調味料の裏を見て横文字の難しそうな言葉の少ないものを選ぶというのはいかがでしょう?料理する際に調味料は欠かせないと思うのですが、今、たくさんの種類の調味料があるので、どれが美味しくて身体に負担がないか見極めるのは難しいと思うんです。そんなときは、成分表を見て、聞いたことも見たこともないようなカタカナが入った調味料はなるべく選ばないようにしています。それが、添加物である場合が多いからです。添加物の種類ってとても多いから覚えるなんて無理だし、添加物が全く入っていないものだけを選ぶのもこれまた難しく、続けにくくなってしまう気がしています。添加物が入っていることで、長期保存できるというメリットもあるので、きっちりかっちりせず、裏面の成分表を見て、カタカナがなるべく少ないものにしよう〜というテンションで選んでいます。」
ーさいごに、早川さんが料理を通して、学んだことや大切にしていることを教えてください。
「苦手だった料理を始めたことで、子供たちの笑顔や成長を見ることができて、家族にも応援してもらえて、生徒さんにも喜んでもらえて、私にとって料理はコミュニケーションの一つになっていると感じます。美味しいものは人を幸せにすると思っています。そこに、健康要素も加わったら、最高じゃないですか。これからも、料理というコミュニケーションで身体にいい料理をたくさんの人を幸せにしていきたいですね。」