お米を使ったお菓子「米粉焼菓子」の魅力(上)


みなさんは米粉のお菓子を食べられたことはありますか?小麦粉アレルギーのある方でも美味しくお菓子を食べることができると今注目されています。


今回は「米粉の焼き菓子専門店 穂~ほまれ~」で米粉の焼き菓子を作られるご姉妹かなえさん(姉)・ひかりさん(妹)からお話を伺いました。お話を聞いていくうちに、米粉はアレルギーを持つ方だけでなく、いろんな方にお勧めしたいものだという発見がありました。


是非これを読んでお家で米粉を使ってみてはいかがでしょうか。


この記事は(上)(下)に分かれています。


(上)では米粉焼菓子の魅力や、レシピについて紹介していただきました。


ー米粉焼菓子の魅力について教えてください


「素材の味が活かせることが魅力の一つだと思っています。抹茶やほうじ茶などの和の素材との相性もとても良いです。小麦粉には小麦粉の香りがあって、それがまた良さになることもありますが、和の食材は香りが繊細なものが多いので、米粉で作ると香りが引き立ちます。

以前イベントで海苔や梅干しなどを入れたさっぱりとしたお茶漬けパフェを米粉を合わせて作ったこともありましたが、素材の香りが生かされて大好評でした!また、香りの良いお酒とも合わせやすいので、米粉で作ったお菓子とお酒のペアリングをするのもお勧めです。

仕上がりが重すぎず、食べやすくなることも米粉の魅力ですよね。体調に合わせて美味しくお菓子をいただくことができます。」


今回は特別に米粉を使ったクッキーのレシピを教えていただきました!


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〜「米粉焼菓子専門店 穂~ほまれ~」のそぼっクッキー(米粉の絞りだしクッキー)〜



【材料】


バター 40g

きび糖(グラニュー糖でも可) 28g

卵 30g

米粉 62g

バニラエッセンス 少々



【作り方】


1.バターは20℃くらいで柔らかくしておく。

(夏は室温に出しておいて、冬は少しレンジで温めるといいです。

温めるときは10秒ずつくらいで溶けないように注意)

2.バターをゴムベラでだまがないようにペースト状にします。

3.きび糖を入れてバターになじませます。

4.ホイッパーに持ち替えて、白っぽくなるまですりまぜます

5.卵を少しずつよく混ぜながら入れます

6.ゴムベラに持ち替えてバニラエッセンスを少々加えてよく混ぜ米粉を入れてよく混ぜます

7.粉っぽさがなくなったらお好きな口金をつけた絞り袋に入れて絞りだします。

8.140℃に予熱したオーブンで35~40分焼きます。


※焼きあがった後少し柔らかいようでしたらクッキーが冷めるまでオーブンの中で放置しておくとカリカリになります。


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ー美味しそう!身体にも優しそうなレシピですね!米粉を上手に使うコツなどあれば教えてください。


「例えばお手持ちの焼き菓子レシピの材料が小麦粉の場合、米粉に変えて作りたい時は、書いてある分量から1~2割減らして使うと成功しやすいです。おそらく、米粉の方が給水率が高いからなんでしょうね。試作を重ねてこの1~2割減らすというベストな分量にたどり着きました。ご参考にしてください。」


ー試作を重ねて発見した分量なんですね!分かりやすいから色んなレシピに応用が効きそう!



次の記事では、お二人がお店を始めたきっかけや想いについてお話いただきました。

次回もお楽しみに!



「米粉の焼き菓子専門店 穂~ほまれ~」


「米の消費に少しでも貢献したい!」という思いから、米粉の焼き菓子を姉妹で作っています。


卵・バターを使っていますが、小麦粉は不使用。米粉を美味しく食べる焼き菓子を作っています。


普段はイベントでお菓子を提供したり、やECサイトで作った米粉の焼き菓子を販売をして、米粉焼き菓子の美味しさを知っていただく活動を行っています。



「米粉の焼き菓子専門店 穂~ほまれ~」


「米の消費に少しでも貢献したい!」という思いから、米粉の焼き菓子を姉妹で作っています。


卵・バターを使っていますが、小麦粉は不使用。米粉を美味しく食べる焼き菓子を作っています。


普段はイベントでお菓子を提供したり、やECサイトで作った米粉の焼き菓子を販売をして、米粉焼き菓子の美味しさを知っていただく活動を行っています。