朝食は一日のエネルギーの源。一秒すら惜しく感じるほど忙しい朝でも、美味しい朝食で一日のスタートを切るために、今回はたった一手間で美味しく仕上がる朝食におすすめのレシピをご紹介します。
なお、今回ご紹介するレシピは毎月月末の金曜日に配信しているインスタライブで紹介したものです。記事の最後にリアルタイムで調理している動画も公開しておりますので、ぜひご覧ください!
料理研究家:大橋梨沙、早川綾子
【ふっくら豆ごはん】
関西地方でよく食べられており、春から初夏にかけて旬のうすいえんどうを使用した豆ごはん。豆特有の青臭さが少なく、上品な甘みが特徴のうすいえんどう。炊き立ての鮮やかな黄緑色は、食欲をそそります。
〈材料(3人前)〉
米 :2合
出汁 :400cc
塩 :小さじ1/2
スナップエンドウ:1袋200g
ちりめんじゃこ :1つかみ(50g)
①米は洗ってしっかり水気を切る。。さやえんどうはさやから出して洗う。
ここでポイント!さやは捨てずに取っておきましょう!
②出汁を鍋に計量し、米を30分浸水させる。
③浸水後塩を入れて豆を乗せ、その上にさやを乗せて蓋を閉めて強火にかける。沸騰して蒸気が強くあがってきたら、弱火に落として12分加熱する。
④火を止め5分蒸らして蓋をあけ、さやを取り除いてからちりめんじゃこを加えてさっくり混ぜて完成。
【朝食の定番メニュー目玉焼き】
ご飯ともパンとも相性のいい目玉焼きは、朝の食卓に並ぶ定番のメニューですよね。常温に戻してから焼くことで、フライパンにこびりつきにくくきれいに仕上がるのですが、忙しい朝はつい、冷蔵庫から取り出してすぐに焼いてしまうことも多いと思います。そんな時は、ほんの数分お湯に浸してあげればすぐに常温状態にできます。
〈材料(3人前)〉
卵 :3個
塩 :少々
胡椒 :少々
オリーブオイル :小さじ2
①卵を常温に戻す。
40度のお湯に浸すことですぐに常温に戻すことができます。
②フライパンを熱し、煙が出てきたら一旦火を止めオリーブオイルをしく。
予熱をしっかりすることで、こびりつきにくくなります!
③卵をそっと入れてフライパンに火をつけて、ずっと弱火で火を通す。
黄身に気泡がでてきたら完成。じっくり待つのがポイントです。
また、蓋をせずに焼くことで白身に含まれる水分が蒸発されて玉子の臭みが軽減されます。
【パリッとチキンのソテー】
朝からガッツリ食べたい!そんな育ち盛りのお子さんをお持ちのご家庭におすすめなのがこちらのチキンソテー。一品で手軽にたんぱく質を摂れるため、朝食にぴったりのメニューです。キッチンペーパーで水分をとる、この一手間で、外はカリカリ中はジューシーに仕上がります。
〈材料(3人前)〉
鶏もも肉 :2枚
塩 :小さじ1
砂糖 :小さじ2
醤油 :大さじ1
オリーブオイル :小さじ2
①鶏もも肉の余分な脂肪を取り除き、塩をまぶして30分以上馴染ませる。
②フライパンを熱し、煙が出てきたら一旦火を止めオリーブオイルをしく。
予熱をしっかりすることで、こびりつきにくくなります!
③鶏もも肉の水気をしっかり拭き取り、皮目を下にしてフライパンに乗せ、中火で加熱する。
④鶏もものふちが1cm程度白く色づいてきたら裏返す。
焼けたか確認するために触ってしまうと、ブヨブヨとした食感になってしまうので、触らずじっくり待ちましょう。ここまでで8割火が通っているので、反対側は焼き過ぎ注意です!
⑤皮目に砂糖、醤油の順にふり、もう一度皮目を下にして火を強めて馴染ませたら完成。
今回紹介したレシピをよりわかりやすく解説した動画はこちらです。